アンローダ

アンローダは大別して、グラブバケットを使用して間歇的に荷役を行うグラブバケット式バケットエレベータやバケットホイール等の機械的機構により連続的に荷役を行う連続式、更には、真空吸引機構を用いたニューマチック式があります。

アンローダは、バラ物(荷物を箱詰めや袋詰め等をしないで運搬されるもの)貨物、鉄鉱石、石炭、穀物木材チップ等を船から陸揚げするのに使用され、原材料を輸入に頼る我が国においては無くてはならない荷役機械です。

写真は、北九州港に設置された鉄鋼石・石炭兼用世界最大級の連続式アンローダで、仕様は次のとおりです。

型式
チェーンバケット式連続アンローダ
取扱物
鉄鉱石・石炭
荷役能力
3000 t/h (鉄鋼石) 2000 t/h (石炭)
対象船舶
6万t級船〜20万t級船
ブルドーザ吊上荷重
30t
レールスパン
30m
ホイールベース
20m
旋回半径
49.5m
ブーム旋回角度
245°
ブーム起伏角度
約47°

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